蔵元 稲田本舗【新米蔵人の奮闘記】

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デリケートな酒質の大吟醸酒は瓶詰めにも気を使います。

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ほのかな吟醸の香りを逃がさないように、軽い打栓後、湯煎でのパストリゼーション。

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暖かい温度を持続すると酒がダレるため、加温殺菌後は冷水を流し、急冷します。

酒の充填からこれら全て手作業で行います。
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とある料理屋で出して頂いた「純米吟醸いなたひめ強力」。
陶器の猪口へ注いでくれるのですが、飲み口の一部が渋い金色になっています。
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これは「金継ぎ」と言う古くからの陶器の補修方法。
欠けた部分に漆を何層も塗り重ねていき、形が整った最後の塗りが乾く前に金箔を設えます。

欠けた器もこのように補修することで、新たな命を宿されます。
茶道が盛んになった室町時代から続く和の文化なのですが、器も成長していくもんだな…と改めて感心しました。


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